運営スタッフ・
サポーター紹介
MORIUMIUSの運営スタッフやサポートメンバーです。
経験豊かなスタッフはこどもたちの暮らしや自発的な成長と学びを支えます。
わからないことがあったらなんでも聞いてください。
代表挨拶
ラーニングディレクター
油井 元太郎
未来を創るこどもたちのために
自然にふれあう体験は様々な場所で出来るようになりましたが、自然と共に生きることを深く考える機会はまだまだ少ないように感じます。たとえば収穫したものを料理して、また土に還すように、MORIUMIUSでは“食”から“帰”まで学ぶことを大切にしています。
MORIUMIUSで過ごすこどもたちを見ていると、普段の生活とは違った経験から我慢する力が付いたり自信が芽生えたりと、日毎に表情が輝いています。その延長線上で、自分で食べ物を採る、それを料理して食べる、お皿を洗う、残飯を土に返すなど、普段ではやらないようなことが身に付くと思うので、親御さんは帰ってきた我が子から“ たくましさ”を感じるのではないでしょうか。それこそが自発的な成長だと思いますし、その機会をこどもたちに提供していけば、未来はよりよくなっていくはず。MORIUMIUSで学んだことを活かそうとする気持ちは、こどもたちの生きる力の底上げにつながると信じています。
Profile
アメリカで大学を卒業後、ニューヨークにて音楽やテレビの仕事を経て、2004年に帰国。9月に創業メンバーとしてキッザニアを日本に導入する会社を設立。2006・09年に東京と甲子園に施設をオープン、年間約80万人に体験を通じた学びの機会をつくる。2013年より宮城県石巻市雄勝町に残る築94年の廃校を再生するプロジェクトに着手し、自然の循環や土地の文化、多様性を体感する学び場「MORIUMIUS」として2015年にオープンさせる。豊かな森と海から明日を生み出すために、こどもの教育を通じた町の新生を目指す。
2015年日経ビジネスが選ぶ次代を創る100人に選出
MORIUMIUSのスタッフたち
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学ぶチームパグ
震災復興とともに立ち上がり、コロナ禍を経て常に進化、変化し続けるMORIUMIUS。ここに集う人たちはこどもたちにとっての生きた学びの題材となると実感しています。
不確実なこれからの世界で自分の人生を楽しくしなやかに生きる。その礎を築く時間を一緒につくりたいと思っています。 -
学ぶチームまゆっけ
大きな森と広い海、たくさんの温かい人がいる雄勝町で、こどもたちの心から湧き上がる「ドキドキ、ワクワク」「やってみたい」「チャレンジしたい」に全力で向き合っていきたいです!
自分はこどもたちと交わす何気ない会話や笑顔からたくさんのパワーをもらって、元気よく活動してます。
たくさんのこどもたちにMORIUMIUSに来て「楽しかった!」「また来たい!」「自然が好き」と思ってもらえたら嬉しいです。 -
学ぶチームライス
こどもたちの生きるに寄り添う。雄勝の雄大な自然をフィールドに、正解のない日々を仲間とともに過ごすこどもたちの姿は、まさに「生きる力」です。MORIUMIUSに来てくれた子が、どんな大人になって、どのような未来を創っていくのか。そんなことを考えるとわくわくします!こどもたちのたくましく生きる姿に、たくさん刺激を受けて、自分自身も日々成長!
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食べるチームホヤ
料理を担当しています。
漁師さん、農家さんから直接仕入れる食材の新鮮さや美味しさは、自然豊かな雄勝ならでは。
料理体験を通して、こどもたちにつくることの大変さやつくり手への感謝の気持ちを感じてもらいたいですね。 -
食べるチームネコさん
感謝の心を忘れず、多様な関わりの中で自分自身を育てることを大切にしています。
新しい挑戦にはワクワクした気持ちで臨み、自然、動物、人との関わりの中で感じる喜びや発見、驚きが魅力的です。
地域とのつながりを大切にし、地元の人々との交流を通じて感じることができる。
全身でMORIUMIUS・雄勝を感じてもらえたら幸せです。
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泊まるチームリーフ
私がこどもの頃、自然の中で遊び回ったり生き物に触れたりした体験は、ここで働くきっかけでもあり、私の人生に大きな影響を与えてくれました。MORIUMIUSでの暮らしの中で自然に沢山触れて、自然をもっともっと身近に感じて欲しいです。森も海も動物もいるこの場所で、自然に囲まれて過ごす時間を楽しんで貰えたら嬉しいです。
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泊まるチームるっこ
海の幸も山の幸もこんなにも美味しく、自然豊かな恵まれた環境の中で、MORIUMIUSという新しい学びの場、複合体験施設として母校である小学校が生まれ変わったことに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。MORIUMIUSのムードメーカーとして全力で盛り上げていきたいと思います!みなさん、どんどんMORIUMIUSに遊びに来てくださいねー!
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泊まるチームはららん
ゲストの方々やこどもたちと一緒に、作業しながら交流する時間がとても楽しみです。
施設の快適さを保つことで、多くの人にMORIUMIUSのファンになってもらえれば。
海から昇る朝日は感動的なので、ぜひ見にきてください!
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耕すチームチャオズ
MORIUMIUS FARMでぶどうを育てています。雄勝の海風と太陽の下、試行錯誤の日々は発見の連続。畑の変化が未来への一歩だと感じます。津波で失われた場所を生き物の力で活気づけたい。畑から町の未来を多くの人と切り開き、いつかここで採れたぶどうをみんなで味わえたら嬉しいです。
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耕すチームムロジョン
雄勝の、素材の味を活かした料理に寄り添い、人に寄り添う、飲み疲れしない体に優しい、自然の恵みを感じるワインづくりを目指しています。潮風や磯の香り、森や木漏れ日などの雄勝の美しい自然が目に浮かぶような味わいのワインが、食卓で人と人をつなぎ、豊かな暮らしの一助になると信じています。
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漕ぐチームじゅんじゅん
海の上で過ごす時間が、雄勝や海を好きになるきっかけになれば嬉しいです。SUPやカヤックを通して自然と向き合い、雄勝の魅力を感じてもらえたらと思います。ここでの体験が、心に残る特別な思い出になりますように!
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漕ぐチームばんばん
SUPとカヤックのインストラクターをしています。元気いっぱいに、でものんびり癒される時間も大切にしながら、みなさんが海を楽しめるようサポートします。動物が大好きで、家では犬と猫に癒されています。一緒に楽しい時間を過ごしましょう!
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漕ぐチームハガティ
SUPとカヤックのインストラクターをしています。穏やかな海と美しい自然の中で、みなさんにSUPの楽しさを最大限に感じていただけるよう、安全で充実した時間を提供したいと思います。一緒に素敵な思い出を作りましょう!
MORIUMIUSの動物たち
MORIUMIUSでは豚、鶏などをはじめとしたいろいろな動物を飼育しています。
動物は自然と人間とを繋ぐコネクタであり、生活をともにする仲間です。
私たちは動物の卵やミルク、肉をいただき、料理の食べ残しが彼らの餌になり、その糞が堆肥として畑に還るように、自然界は生き物同士の関係性で成り立っています。
動物たちを通して循環を身近に感じるとともに、彼らと触れ合うことで温かな体温を感じてみてください。
MORIUMIUSのメンバー
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公益社団法人MORIUMIUS 代表理事立花 貴
宮城県仙台市生まれ。東北大学法学部卒業後、伊藤忠商事に入社。2000年、食品流通分野で起業。2011年3月、東日本大震災直後に母と妹の安否確認のため、故郷・宮城に戻る。以降、宮城を拠点に「人づくり」を軸とし、持続可能な社会を創る種蒔きを続けている。一般社団法人 足の8020 代表理事、一般社団法人 東の食の会 理事、公益社団法人 3.11震災孤児遺児文化スポーツ支援機構 常任理事。
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公益社団法人MORIUMIUS 理事
コミュニケーションディレクター北本 英光
法政大学法学部卒業後、電通にて企業・自治体・多くの知育教育ブランドの戦略PRやクリエーティブに従事。在学中から幼児教育や学習環境デザインを学び、こどもたちの想像力開発を目的としたワークショップや展覧会を多数手がける。油井とともに、キッザニアの事業開発やブランディング、コンテンツ開発を担当。2020年に電通とTBSのJVである次世代教育事業会社「スコップ」を設立、特異な才能を持つ発達障害の子どもたちと向き合う。現在、電通未来事業創研にて、次世代教育やニューロダイバーシティ、宇宙領域のプロジェクトを推進。モンテッソーリ、イエナプラン、レッジョエミリアなど、オルタナティブ教育の研究者でもある。編著書:「レゴブックミュージアム」(扶桑社)、「希望をつくる仕事 ソーシャルデザイン」(宣伝会議)など。J.S.A.認定ソムリエ。保育士。
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公益社団法人MORIUMIUS 理事
マーケティングディレクター山川 奈織美
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、1999年に新卒としてマッキンゼー・アンド・カンパニー東京オフィスに入社。2001年にオイシックス株式会社(現 オイシックス・ラ・大地株式会社)に創業直後から参画、制作、法人向け事業などを主に担当。2005年よりマッキンゼー・アンド・カンパニーに復職し、B2Cマーケティング領域を中心に小売・消費財、自動車、通信・テクノロジー、観光業などのクライエントに従事。2011年からはアジア太平洋のマーケティングエキスパートとして消費者インサイトやブランディングを中心に活動し、2019年にパートナーに選任。2021年より、グーグル合同会社にて、日本におけるYouTube のマーケティング・ディレクターに着任。
MORIUMIUSの前身である社団法人Sweet Treat 311にはプロボノメンバーとして2011年9月より参加、以降MORIUMIUSの立ち上げに関わる。 -
公益社団法人MORIUMIUS 理事船橋 力
上智大学卒業後、伊藤忠商事株式会社に入社しODAプロジェクトを手がける。2000年、株式会社ウィル・シードを設立し500を超える企業と60自治体・600校・6万人の学校・子ども向けの体験型・参加型の教育プログラムを提供する事業を手がけた。2009年には世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダーに選出。Table for Two、Beyond Tomorrow、MORIUMIUSと3つの非営利団体を立ち上げメンバー。2014年に文部科学省・官民協働海外留学創出プロジェクトのトビタテ!留学JAPANを立ち上げ、プロジェクトディレクターに就任。現在はエグゼクティブアドバイザーに。2024年からNPO法人Leapforの代表理事、地域・教育魅力化プラットフォーム・評議委員、さとのば大学・理事、海城高校・教育研究所所長を務める。
MORIUMIUSのサポーター
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MORIUMIUS パーマカルチャーデザイナー
ソイルデザイン研究所四井 真治
人間にとって持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系をパーマカルチャーといいます。僕らは自然と調和して生きていながら、自然の循環を暮らしの中につくっていくことで、生活を豊かにしていくことができる。僕はその土地の風土と文化を読み解いて、客観的に良いものを取り入れて発達させていくという、日本独自のパーマカルチャーをデザインしています。
校庭に組み込んだ生活排水の自然浄化装置、直火で調理するガーデンキッチンなど、MORIUMIUSには自然の循環を学ぶためのリアルな教材があふれています。この場所での体験をきっかけに、家族でこれからの暮らしについて学び、日常生活でも実践されていく。それがひとつのモデルケースになれば、新たな正しい日本の社会構造が作られていくはず。だから、社会全体を良くしていけるという意味で、僕はMORIUMIUSの役割に大きく期待しています。 -
MORIUMIUS 海のプログラム スペシャリスト
雄勝町羽坂地区自治会 会長今野 利幸
桑浜小学校は私の母校です。当時は生徒の数も多く100人ほどいたので、校内が狭く感じていたほどでした。この辺も漁で生活が潤うほど魚介が獲れて、人々の交流が盛んで賑やかな地域でしたよ。震災前から徐々に人口が減っていたところ、母校がMORIUMIUSとして再生し、若い人たちが町に増えたのはとても喜ばしいことです。
MORIUMIUSのスタッフは地区の年中行事や草刈りなどにも積極的に参加してくれて、今の羽坂は周辺の地区に比べても賑やかで活気があります。先日、MORIUMIUSに来たこどもたちを船に乗せて刺網漁体験をしました。元気がよく好奇心旺盛で、自分の息子や娘の小さい頃を思い出すようでした。今のこどもたちは過保護すぎるところがあるので、MORIUMIUSをフィールドに、ぜひ本物の自然に触れて帰ってほしいと思います。そして願わくば、その先もMORIUMIUSや雄勝のことを忘れず、関わっていってもらえると嬉しいですね -
MORIUMIUS アンバサダー
サントリーホールディングス株式会社
CSR推進部長一木 典子
豊かな森と海に囲まれたMORIUMIUSは、「心豊かに暮らす日本の智慧が息づくところ」「都市化・デジタル化が進む日常から解放され自分に還るところ」「自然の循環に気づき、生きる力を培うところ」「人と地域とつながり、学び合い、リジェネラティブな未来を共に創るところ」。それらを、心地よい環境で身体を動かし、地域の方や子どもたちの声や表情に触れ、豊かな食を囲んだ対話を通して実感する。だからこそ、MORIUMIUSを訪れた一人ひとりの内側に大切な気づきが宿り、イマココの暮らしも、私たちのミライも、幸せにしてゆくことに繋がる。そんな希望を感じます。
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MORIUMIUS アンバサダー
社会起業家
こども政策シンクタンク 代表取締役白井 智子
MORIUMIUSは、我が家にとってまるで「実家」。数家族で誘い合わせて行ったり、親の出張に合わせて子どもがキャンプでお世話になったり。どんなメンバーで行っても、日常の「母」「経営者」といった役割から解放され、個人としてここにしかない体験ができることに癒されます。何より、美味しい食事とワインが、毎回のお楽しみ! 自然体験の場から、循環する社会を体感できる場へと進化し続けるMORIUMIUS。より多くの子どもにこの体験が届くようにと願い、応援しています。
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