MORIUMIUS LUSAIL

MORIUMIUS LUSAIL

PEOPLE

代表挨拶

MORIUMIUS代表
フィールドディレクター
公益社団法人MORIUMIUS 理事

油井 元太郎

未来を創るこどもたちのために

自然にふれあう体験は様々な場所で出来るようになりましたが、自然と共に生きることを深く考える機会はまだまだ少ないように感じます。たとえば収穫したものを料理して、また土に還すように、モリウミアスでは“食”から“帰”まで学ぶことを大切にしています。

モリウミアスで過ごすこどもたちを見ていると、普段の生活とは違った経験から我慢する力が付いたり自信が芽生えたりと、日毎に表情が輝いています。その延長線上で、自分で食べ物を採る、それを料理して食べる、お皿を洗う、残飯を土に返すなど、普段ではやらないようなことが身に付くと思うので、親御さんは帰ってきた我が子から“ たくましさ”を感じるのではないでしょうか。それこそが自発的な成長だと思いますし、その機会をこどもたちに提供していけば、未来はよりよくなっていくはず。モリウミアスで学んだことを活かそうとする気持ちは、こどもたちの生きる力の底上げにつながると信じています。

モリウミアスのスタッフたち

学ぶチーム リーダー

安田 健司

僕らスタッフが大切にしているのは、こどもたちの行動が本当に変わるのかを見守っていくことです。僕らの自己満足に終わってしまわないように、こどもたちが気づき、考えを変えなきゃと思うきっかけを与えられるように接していく必要があります。だから、ただ教えるのではなくて、こどもたちが発見できる環境をつくるという意識を持って、日々彼らと接していかなければなりません。
一つひとつのプログラムの中で、たくさんの情報を吸収して一歩ずつ前に進んでいく。こどもたちが自分で考えられるようになれた瞬間に立ち会えると、本当に幸せです。

食べる・泊まるチーム リーダー

本間 靖浩

こどもたちにとって大切な安全環境をつくるため、施設管理やスタッフ育成を担当して います。特にアレルギー対応含め、食の安全・衛生面の配慮は最も重要です。滞在するこどもたちに、日々の生活を通して多くの学びが生まれるよう、心がけています。
もともとリゾート運営会社で働いていましたが、モリウミアスの活動に共感し参加しました。振り返る暇がないほどの忙しい毎日ですが、それだけ楽しみながら手探りでモリウミアスをつくってきました。そんな高揚感から完成した場所だからこそ、「こんな場所が欲しかったんだ」と喜んでもらいたいですね。

学ぶチーム

今野 瑠理

私の母校が再生しただけで嬉しいのに、こどもの学び舎として生まれ変わり、そこに関われていることに感謝しています。地元に住み、地元で働く。モリウミアスは私の大切な場所です。この場所をきっかけに雄勝が豊かな街になるよう頑張っています。

学ぶチーム

中里 潤

雄勝の恵まれた自然を味わって、自然の大切さを感じてください。森を少し登るだけで海を一望できるポイントがあります。雄勝の人はみんな温かくてユニークです。地元の人とたくさん会話して、方言まで覚えてもらえたら嬉しいです。

食べるチーム

山口 孝則

モリウミアスの料理を担当しています。漁師さん、農家さんから直接仕入れる食材の新鮮さや美味しさを感じてもらいたいですね。こどもたちと一緒に料理することを通じて、つくる大変さや作り手への感謝の気持ちを感じてもらいたいと思います。

泊まるチーム

引地 奈美

施設管理やご予約・お問合せの対応など、縁の下の仕事を担っています。ここには大自然と沢山の学び、出会いがあり、帰る頃には心も体もきっと元気になっている、そんな場所です。ご宿泊に関して不安なことがあれば、何でもご相談下さい!

モリウミアスのメンバー

公益社団法人MORIUMIUS 代表理事

立花 貴

モリウミアスをつくるまでに東京と雄勝を約430往復してきました。僕が車で案内した人たちはこの4年間で1300人以上います。「なぜそこまでやるの?」と聞かれますが、それは一人でも多くの人に僕らの取り組みと雄勝を知ってもらいたいから。それだけ震災を境に、地元への想いが変わりました。
雄勝は日本人の原風景を思い出させてくれる場所。今後グローバル化が進む中、こどもたちがモリウミアスで過ごすことによって、日本人としての誇りや感性が磨かれていってほしい。こどもたちにとって、雄勝が第二の故郷になってくれることを願っています。

MORIUMIUS
コミュニケーションディレクター
公益社団法人MORIUMIUS 理事

北本 英光

企業ボランティアを含む5000人もの人たちの手によって、モリウミアスはつくられました。新築で建てたほうが効率もよかった。でも僕たちは、学校再生にこだわりました。なぜなら震災を生き延びたこの木造校舎に学びの場としての可能性を感じたから。
モリウミアスは多様性に溢れています。こどもと高齢者のふれあいはもちろん、外国人来場者も多く、様々な企業や学生インターンも関わり、新しい出会いも生まれています。世代、地域、国籍を超え、多様な個性が交わり価値をつくる。みんなの手によるモリウミアスの学び場づくりはこれからも続きます。

モリウミアスのサポーター

MORIUMIUS
パーマカルチャーデザイン担当
ソイルデザイン研究所

四井 真治

人間にとって持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系をパーマカルチャーといいます。僕らは自然と調和して生きていながら、自然の循環を暮らしの中につくっていくことで、生活を豊かにしていくことができる。僕はその土地の風土と文化を読み解いて、客観的に良いものを取り入れて発達させていくという、日本独自のパーマカルチャーをデザインしています。
校庭に組み込んだ生活排水の自然浄化装置、直火で調理するガーデンキッチンなど、モリウミアスには自然の循環を学ぶためのリアルな教材があふれています。この場所での体験をきっかけに、家族でこれからの暮らしについて学び、日常生活でも実践されていく。それがひとつのモデルケースになれば、新たな正しい日本の社会構造が作られていくはず。だから、社会全体を良くしていけるという意味で、僕はモリウミアスの役割に大きく期待しています。

雄勝町桑浜羽坂地区自治会会長
MORIUMIUS 海のプログラム
スペシャリスト(講師)

今野 忠雄

正直、こどもの体験の場をつくりたいと聞いたときには、ここまでのものになるとは思いもしなかったですよ。でも、モリウミアスをずっと見てきた身としては、全国からボランティアに来てくれる人たちの数も思った以上に多くてね。地域の掃除にも積極的に参加してくれて、想像の何百倍以上の人たちとふれあうことが出来ています。そうやって協力してくれると、御礼にウニをご馳走したくなるんだよね。
こどもも社会人もウニやホタテ獲りをはじめてやると、本当に喜んでくれます。そういう体験は一生記憶に残ると思うんですよ。地元の私が60年以上前にはじめて海に潜ったことを憶えているんだから。雄勝が震災前の状態に戻ることは難しいかもしれないけど、モリウミアスをきっかけに雄勝を訪れてくれる人たちと何かの形で繋がっていきたい。そこから新しい雄勝が拓けていってくれると嬉しいね。

パタゴニア日本支社 支社長

辻井 隆行

僕らの多くは、たとえば「自ら魚を捕え、捌き、命を頂く」という自然との“生身”の繋がりを失ってしまっています。そんな社会の中で、モリウミアスの取り組みには大きな意義があると感じます。豊かな森とリアス式の美しい海岸線から成る雄勝という素晴らしい場所で、自然からの恵みを中心とする循環型の暮らしと多様性の意義を学び、土地と人のストーリーを知る。震災の痛手から地域が復興する支えになるという大切な役割とともに、モリウミアスは、自然との“生身”の関係性を失った僕ら現代人にとって、とても大きな使命を感じています。